2007.11.17-18
手取川鮭釣り '07 画像提供
大ちゃん
 
 
 ま〜たやってきました!石川県手取川鮭釣り。
 昨年は散々な天気の末にボーズで、2007年はもう来ないかと思ってはいましたが、性懲りも無く応募してまたまた来てしまいました。 釣り・観光・酒・グルメ・温泉・ネオン街等など、目的とその比率は個人により様々ですが、今回も集まった釣人は総勢12人。 このなかには応募したものの落選の人、当選したものの参加料未払いの人、応募すらしてない釣人もいたりして様々ですが、各々が何かを楽しもうという思惑と欲望で渦巻いております。
 
 
 NHK中部地方の週間天気予報では11月後半ともなると、太平洋側と日本海側ではまるっきり正反対の天気となります。 なのにこの寒い時期にわざわざ天気が悪い方面へと釣りに行くというのは、毎年ながら不条理を感じずにはいられません。 鮭釣りならば福島辺りの河川に行ってもよいとも思うのだが、なぜか今年も金沢泊の手取川鮭釣りなのであります。
 
 
 前日午後、高速道路の長距離移動も毎年のことで慣れたもので、以前ほどは長くは感じない。 ETC割引の時間調整で国道に降りて、低い雲間に青空を望める福井あたりを走らせていると大ちゃんからのメール。
“金沢は大雨で雷、明日はダメだ中止かも知れん”
 本当かいな。 どうせいつもの三味線というかホラ話だろうと高を括っていると、県境を越えたあたりから本当に雲行きが怪しくなり雨模様となってきた。
 
 

東名高速・上郷サービスエリアにて
ミルフィーユカレーに苦笑するアキラ

 

僕が頂いた『どてカレー』
八丁味噌のモツ煮入りカレー

 
 
 源流ではホームレス中年勢の僕らですが、今夜ばかりは金沢中心街の安宿をテンバとしての前夜祭。 この雷雨でも、増水やら土砂崩れを心配せずに済みます。
 
 アキラとマーチンと僕の3人は宿を手配してくれたフカマっちゃんの案内で首尾よくホテルの3人部屋に到着して一息つく。集合時間までにはまだ少し時間がある。 たいした運動量ではないけど長距離移動ってのは疲れるもので、それぞれが好きなようにゴロリと横たわった。 あ〜、疲れた疲れた。 ふとテレビを見ると、女性アナウンサーがふたり。
アキラ「マーチンはこの2人のどっちが好き?」
マーチン「う〜ん、俺は右側だな」
アキラ「え〜っ、ウッソ〜!」 (布団でひっくり返る)
僕 「なんか修学旅行のワンシーンだよな〜」
僕 「これから枕投げでも始まりそうだよ」

どことなく懐かしくほのぼのとした瞬間であった。
 
 今晩、金沢宿泊組が集まったのは五郎八。 蟹を食わせろ、地酒を飲ませろだの、安い店がイイだのとあまりに要望が多く、業を煮やして僕が強引にネットでテキトーに予約した店である。 ALWAYSっぽい映画セットのような街並みの新天地近くのこの店に入ると、仲居さんに料亭風の二階席へと通された。てっきり居酒屋だと思っていたましたが、僕らには不釣合いな高級感があります。
 フスマを開けられ中へと通されると一番に「みっちゃん、きっと高いでココ」と大ちゃんに言われました。確かにメニューを見れば、明確には値段を書いてないものもあります。 さすが皆さん、心得ています。 知らないうちに金を消耗する・・・それが金沢ネオン遡行の恐ろしさなのです。
 「乾杯して少し飲んだら出ましょうか」
確かこの時点ではそう言っていたのを憶えております。
 

 
 
五郎八 大きな生牡蠣と生かきさん
 
この形になると高価なコウバコ蟹 げんげ(幻魚)の干物
 
釣りよりもコチラが目当ての面々 片町交差点を偵察してきたシンヤ
 
二次会はほとんど記憶無し 食ったハズだが記憶無し
 
 
 眼を覚ますとフカッとした布団に包まれていました。 ハッとして部屋を見渡すと、隣の布団でマーチンが寝ています。 はぁ・・・そして再びハッとして足元に脱ぎ捨ててある服のなかを確かめました。 財布、ある。 携帯電話、あった。 重い頭で少しばかり考えてみましたが、一次会の終わりごろ以降の記憶がサッパリ消去状態でまるで思い出せません。 昔、ロッキード裁判で『記憶にございません』という名セリフがありましたが、僕の場合はホントに記憶がないのです。 都合が悪いから“記憶にない”と上っ面で言っている訳ではなく、最後に何を飲み食いし、どうやって宿に戻り、鍵を使って部屋に入ったのか・・・すべてが空白なのです。
 しばらく呆然としたあと、窓を開けて外を見ると、やっぱり雨が降り続いています。
 
 
 一時間後、同じ宿に宿泊していたマーチンとアキラと僕は雨の手取川に立っていました。昨夜のメンバーのなかでは一番乗りですが釣場はすでに満員御礼。大幅に遅れて来たので、良いポイントはすでに釣人で埋まり、残りはどうにも釣れなさそうな場所だけです。 実際、早朝から竿を振っていたヘチガラスのかっちゃんとスズキくんは浮かない表情で今年もボーズかというような雰囲気を漂わせていました。 昨年よりもずっと少ない水量の河原をザッと見渡しても釣れている気配はありません。 下流側の流れ込みで良さげなポイントがありましが、ここは何時になく延べ竿を振る釣人で賑わっていました。
 
 
一振り終えてすでに先が見えたか・・・
スズキくんとかっちゃん
今年鮭釣りデビューの
マーチンとアキラ
 
 

上から
サーモン・キンゾー1号、2号
(略して、サモキン1号、2号)
シングルフックにして使用。
 

今年の新兵器、ヘリン・キンゾー(略して、ヘリキン)
ルアーのタナを取れるので根掛りなく深層を探れるはず。
しかし今回はあまりに水量が少なく浅かったので
ウキ(ヘリン)を外して使用し、ロスト・・・
 
 
 一年間使わず手入れもせずに持ってきたリールはラインの寝癖がヒドくってすぐに絡む。これを扱うマーチンは竿を振るより絡んだラインを解いている時間の方が長い。 ようやく再度ルアーを投げ始めていくらも経たないうち、サモキン2号は飛んでいったっきり二度と帰ってこなかった・・・。
 
 
豪雨に臆して車から出てこない
吉田・シンヤ・浅川組
強風のなか幕営、鍋準備する
大ちゃん・かきさん・魚ヤ組
 
 
 降雨量はさほどではないのですが、なにしろ風が強い。
長い本流竿はなかなか振ることができませんし、管理棟のドアだって風に叩きつけられガラスが割れ飛び散っていました。 それでもテントを張って、うどん鍋を仕込むとそれぞれ川辺に立ちました。
 ルアーや餌で川底を流していくと毎回決まった所で根掛かります。漁期終盤だけあって恐らく川底はルアーのジャングルと化しているのでしょう。 半ばヤケクソで長竿を大きくしならせれば、釣場のみんなから大注目を浴びてしまいます。 折角だからサービス精神でオバーアクションの演技でその場を繕っていると、引き際を捉え損なってしまう。バツの悪い表情で違う違うと手を大きく左右に振りつつ、もう片方の手で仕掛けを引っこ抜く。悲しいネェ・・・。
 
 夕方になると道路が混みあうため、僕らは昼過ぎに竿を納め帰路につきました。 今年もボーズだったか・・・
 
 
黄金コンビは健在でした 片山津温泉、加賀観光ホテル


広々として最高の湯でした♪ 丸見えのトイレ
 
 
 
翌日・・・
掲示板には大ちゃんからの投稿が
 

「この人が・・・」 (↑添付画像)
合成画像っぽい写真なのでまた偽装工作かと思いましたが、
当人のブログを見ると、なんと本当に釣ったようです
 
 

やったね! 僕らが帰ったあとに釣っていたとは!
終了時間寸前の釣果だったそうです
 
 「かきさん?鮭はやらんだろ」と、誰に聞いてもそういう答えが返ってくるほどのガチガチ源流マンの意外な参戦、そしてヤルときは釣ります!
 この日の釣獲率は0.30。 この一尾のおかげでなんとかイケただろうか団体平均値。
 
LINK 大ちゃんの鮭釣りレポート
 
 

 
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