2006.11.12 手取川鮭釣り ’06
 
 
【静岡】
 シンヤ・浅川・マーチン
 寸又渓輔さん・みっちゃん
 かっちゃん・スズキくん
【東京】
 フカマッちゃん
【京都】
 caddisさん
【大阪】
 とみさん夫妻
 ヒラベさん夫妻
 今年の出発は丸一日休み組が先発、半日仕事組が後発と別々に金沢を目指した。 いつも通りに僕は後発で、今回鮭釣り初参加の寸又さんとともに高速道路をひた走る。
 
 後追い組である僕等が金沢片町での一次会居酒屋に追いついた時、すでに先発組は近江町市場や兼六園、武家屋敷などを観光してきていて、『俺らは文化施設を見学してきた文化人、キミ達は居酒屋合流の野蛮人』という様なコトを誇らしげにのたまうのであった。
 

着いたら、すでに出来上がっていた

解禁直後の捕れたて
 
 『柳八目』と書かれた魚メニューを店員に訊ねたところ、アルバイト姉ちゃんから「小さいマグロ」とのビックリ回答が飛び出して大いに盛り上がる。 あとから敏腕女性店長に問いただしたところ、なんでもこの魚は「ノドグロ系の魚」なのだそうだ。
 
 
 途中、おにぎり屋の娘さんにちょっかいを出しながら街をフラフラと闊歩していく飲兵衛達
 

呼び込みをグルリと囲む
ヤンキー釣師達

夜回り釣師 「帰るな、俺と遊ぼうよ」
「おーい、逃げるなよ〜」
 

一次会集合店

努力できることが才能である

蟹を貪る

らーめんカフェ

カルボナーラらーめん

合コンに物申す男

活ふく料理店

やっぱりコレでしょ♪

たまらんワ!
 
行く先々で「静岡から来た」と言っては騒ぎまくり、一夜にして静岡県民の評判を地におとしめた。
 
 
ウヘヘヘ・・・俺か?俺は富山の大ちゃんだよん
ガハハハ・・・俺は東京から来たまっちゃんだ、
知らねぇとは言わせんゾ。来年も来るからな!
終いには欠席者の名を騙る確信犯。
 

 
 
 翌朝、声を掛けてもウンともスンとも全く起きる気配すらない者も含め、一応先行出発していく旨を伝えて宿をあとにした。 結局、定刻通りの出発に賛同してくれた者はゼロ名。釣場まで僕独りの寂しい運転となった。
 
 例年よりもやや上流の対岸が今年からの新しい釣り区間。 未だ暗い駐車場にはすでに二十数台もの車が停まっていて、とりあえず管理棟前を通り過ぎていこうとすると、まだ受付までに時間があるっていうのに、この寒い雨のなか参加手続き待ちの行列が出来ていた。 みんな釣る気満々マンじゃないですか! 後塵を拝したか・・・。
 車を停めて、さぁボチボチ仕度でも、と残りのパンを口に詰め込んだその時、雨は突然、雹(ひょう)に変わり、車のフロントガラスをバチバチと鳴らした。 あらら・・・可哀想に、と受付待ちの行列を見れば、さすがに監視員が室内に招き入れて、事実上の早期受付開始となりました。 まぁ、人として当然のことではありますが、少しホッと安心した光景でした。
 
 天気が良くなるまで車内で一眠りできるとマッタリとしていましたが、この悪天候にも関わらず受付を終えた釣人達が次々と川辺へと散っていきます。オイオイ、みんな気合入ってるなぁ〜。 そんな光景に後押しされて僕も渋々受付を済まして身支度をしていると、雨のなかを歩くどこかで見たような顔。隣街に住むスズキ君でした。
 ここでスズキ君とかっちゃんと立ち話。 インターネットやメールでの会話はしていたが、実際に会うのはこれが初めて。しかも地元静岡から遠く離れたこの地でである。 なんか違和感なく極めて普通に話していましたが、考えてみれば不思議なことで妙に可笑しい。
 僕等が立ったのは区間上流部の流れ込みで、ここも昨日からの雨でバッチリ濁っています。これでは水中の鮭はルアーが見えないだろう、と奥の手に用意してきたケミホタル(化学発光体)を最初から仕掛けに取り付ける。ついでに匂いそうなサンマ切身も針に掛けて、さぁ遠投。 投げ下手な僕が放ったルアーは放物線を描いて山なりに、と言いたいが、強風に流されてタコベイトが凧のように風を受け、ヒラヒラ風下へと飛ばされていった。
 
 
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
 
激しく弧を描くかっちゃんの竿!
スピリチュアル釣師
 しかし上がってきたのは骨と皮だけになった勇者の死骸でした。 なんたってルアーがスレではなく、がっちりと口に掛っているのが凄い! おぉ!と盛り上がり、これを覗き込む僕等に遠くの釣れない釣人達も大注目です。 これにはかっちゃんも照れ笑い、遅れて駆けつけてきた監視員も笑顔です。
 ここで僕の新説。この亡骸は脱皮した抜け殻ではないだろうか?・・・という鮭爬虫類説を唱えてみたが、皆には一笑に付されてしまった。
こんなのがイイんですよね。
寒いながらもほのぼのとした光景でした。
 
 
 時折、ミゾレ混じりの雨が叩きつけるこの強風のなか、たった独りだけ延べ竿を伸ばしている釣人がいました。誰がどうやって? と、近づいてみると、それは僕が密かに小細山さんと呼んでいる釣師でした。彼は延べ竿一筋、鮭が掛れば素晴らしいオーバーアクションな竿捌きを見せ、大抵は最後にバラすという、とても鑑賞冥利に尽きる釣りをしている人です。そして僕が一昨年に初めて掛けた鮭をタモ出しし取り込んでくれた恩人でもあります。 小細山さんは小さな体で強風に耐え、辛抱強く本流竿を伸ばし続けていました。 ここで僕は声を掛けることなく車に戻り、トランクから延べ竿を取りだしました。 馬鹿が馬鹿を呼び、もう一人の延べ竿馬鹿に火をつけたのだ。 この強風のなかで本流竿を伸ばせば、釣れてもいないのに手元から大きく曲がり、持っているだけでも腕が震えるほどにキツく大変ですし、強引に振り込めば竿が折れそうです。 さながら漫画『嗚呼!花の応援団』の団旗持ちのように忍耐と根性で風に耐えなければなりません。僕はヤケクソで「キョエ〜!」と叫んではみましたが、その声さえもこの強風にかき消されてしまいました。
 

寸又さん合流
 
 

やな掃除は大変だ
 

ちゃんと釣りした人達
 しばらく竿を振っていると京都からcaddisさん親子が到着しました。子供に鮭の遡上を見せることはとても良い事とは思いますが、いかんせん今日は天気が悪い。 しかしそんな悪天のなか長いフライロッドを担いで川へと向かう釣りキチ親父の背中を車内から見て、きっと何かを感じたことでしょう。
 
 一向に釣れる気配は無く、周囲を見渡しても全然釣れていないわ、寒いわで、お昼を前にして美川駅近くの温泉に行きました。ここは年寄りの多いひなびた感じの銭湯ですが心地良かったです。
 釣場へと戻るついでに水産センター近くの小川や水路で鮭の遡上を見学していきます。手取川本流は濁っていて全く遡上の様子を拝めませんが、ここならよく見えて、結構な数の白鮭が遡上していました。 単純な僕達は再びヤル気を取り戻して、再びあの釣場へと戻って行くのでした。
 相変わらず断続的に強くなる風と雨、そんななか某猟友会の帽子に胸には鮭釣りゼッケンを付けた気合一杯の服装とは裏腹に駐車場の車内に避難している軟弱な釣人が2人・・・っと思ったら、大阪からのとみさんとヒラベさんでした。 僕等は車を横付けにして「朝に比べたら、こんなの微風ですよ」と言いつつ窓を開けた途端、冷たい突風が吹き込んできて一瞬のうちに温泉で温まっていた身体が凍えました。
 
 

水産センター

美美の味噌カツ丼  来年こそカツぞ!
 釣れない釣人が寄る水産センター。
結局、今年もここに来てしまいました。 なかへと入ると、お馴染み鮭捌き名人の爺さんが二人。当人達はまったく知らないが、僕等はこの二人を密かに“スタンガンの爺さん”と呼んでいる。
 例年通りに「釣れないから来たよー」と言うと、ニッコリ笑い自分達の休憩室に招き入れてくれた。
 「寒いからストーブに当たれ」 「いま飯、喰うとるから待っとれ」 「おい、柿喰うか?」・・・と、なんだか親切なのですがマッタリムード。 僕等は一旦外にでて遅い昼飯を食べて出直したあと、鮭一尾を捌いてもらい2人で半身ずつと白子をお持ち帰りとした。
  
 帰りに寄った松井選手のベースボール・ミュージアム。新築され有料(\300)となっていた。 シンヤによると、浅川が感動したと言ったらしいが、絶対にウソだ。
 
 今回は初めて手取川に来た年以来の総ボーズ(釣り仲間全員無釣果)でした。
言い訳はしませんが、陽が高くなってから二日酔いながら川にきたシンヤ、浅川、マーチンは竿を出すことなく帰っていき、前夜祭で硬派を使い果たしてしまったフカマッちゃんは川の流れすら見ることなく金沢駅から帰路につきました。 当選券はあるのに勿体無い気がしますが、運悪く自然条件に恵まれなかったので仕方ありません。やっぱり普段の行いが悪かったのでしょう。
 それでもいつもの仲間、久しぶりの仲間、初対面の釣り仲間が集まって遊ぶのは遠足気分でとても楽しいものです。
 他に良い釣場はないものか、他にも楽しい街があるのでは、来年はどうしようか、などと今は色々と思いますがまたこの地に戻って来てしまうかも知れません。この鮭達のように・・・
 
ありがとう石川県!
I’ll Be Back 手取川!

 

 
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