2007.8.13-14
渓相よ〜し!釣果は・・・ 寸又渓輔
みっちゃん
 


 昨日、下山したばかりなのに、一仕事終えてまた入山入渓。 しかも今日のパートナーの寸又さんは「沢を詰め上がりましょうか」なんて言ってたなァ。 まだ脚が重いしダルいなぁ〜。 昨日は散々廃林道を歩いて飽き飽きしてるので、今回は林道歩きが少なくて済みそうな沢を探す。 寸又さんが昨日、草野球で久しぶりにやったキャッチャーのせいで脚が張っている、と言うのを幸いに入渓が楽な沢をチョイス。
 本体価格より修理代の方が高くつくという、マニアなら金を払ってでも乗りたいが、まともな人なら金を払ってでも乗りたくないような幻の名車に同乗させてもらう。 サイドオープンカー状態で車輪のキュルキュル音混じりの生暖かい風を窓から受けながら、沢を目指して疾走。気分は浅草花やしきのジェットコースターだ。 この車で険しい山道を運転できるのは彼だけだが、この車に同乗できる僕は彼を信頼しているからか、それとも頭がイカれているからなのか。 運転してもらっているくせにこんな不謹慎な事を思いつつも車は終点に到着。
 
 先行車両が一台あるが県外ナンバー。おそらく書籍によって世間に知られた入渓ルートを使っているのだろう。 間もなくすると、やはりそちらの方向からオジサンが帰ってきました。 話をすると、今朝の入渓で幾らも釣っていないとのことで、別れ際に余った釣り餌のブドウ虫を頂きました。 夏の生餌は腐りやすく、今釣行で僕らは持参していなかったのですが、後にこれが大変助かりました。
 さて歩き始め、一旦はオジサンが歩いたルートへと足を重ねましたが、後ろから見守るオジサンが視界から消えると同時に僕らは方向を変え、一路竿抜け区間へと向かうのでした。



 台風4号の影響なんだろう。 この沢一番の難所とされているゴルジュは砂礫で埋まっていて楽々遡行だが、遥か頭上のテラスに流木が打ち上げられていて、出水の凄まじさを想像させる。
 テクテクと歩いてゴルジュを抜けると開けたゴーロとなり、ここらが良いテント場となりそうだ。 僕らはひとつの大岩の下をテント場に決めた。 降雨があれば岩からの跳ねっ返りでビショ濡れになりそうだが、そんな心配が無いと思えるほど天気はよい。 タープを張って焚き木を集めたら、今度は空身で竿を振り振り再び歩きだす。
 いいよね。涼しいし、荷物は無くって軽いし、一時間余りの日没まで釣りを楽しんだらあとはビール♪ 

 〆たアマゴ一尾は刺身にして、もう一尾は鮎をくれたEおじさんへのお礼にと串に刺して遠火でホトホトと焼き枯らす。 時々立ち上がる炎に慌てて串刺しアマゴを遠避けながら見上げる満天の星空にはゆっくりと動く光が。飛行機だろうか人工衛星かスペースシャトルか、それともUFOか、、、。
 しかし昨日下山してきたまんまのザックで再度こうして渓泊りしているのはなんだか不思議な気分。 折り返しの渓行きなので食料は米とラーメンしか持ってこず、まったくの寸又さん頼み。 さらに最近飲みすぎなのでと、ビールもろくに背負ってこないくせに物足りなくなって、味見と称して寸又さんのビールをチョイ飲み。 自分の持ってきた食材を広げて猛烈アピールこそするが、それを料理せず働きもせずただ喋って飲んでいるだけ・・・ん、これって老化現象ならぬシンヤ化現象だな。

 
  
 朝起きて焚火をみると昨夜かざしたままのアマゴの焼き枯らしは片面だけが黒く焼け、まるでアシュラ男爵(マジンガーZ)のようになっていた。
 朝食は余り物炒めとベーコン目玉焼きに炊きたて白飯といつもの寸又さん定食で、ここでも他力本願なのに厚かましくガッツリと喰わせてもらって、いざ出動。
 
 竿抜け区間となりやすいこの釣場では綺麗なアマゴがポツポツと釣れて楽しい。杣道の合流点から上、美しい渓相の上流域へと進むと歩いているだけで気持ちよいが、同時に気持ちよいほど魚信が消えた。 砂地には新しい足跡がついていました。きっとこの連休前半に釣人が入っていたのでしょう。 魚がいないかと思えば、いるいる。岩陰から覗きみれば流れに居るのだが、警戒しているのか餌や毛鉤を喰ってはきません。
 

抜け殻だらけだし・・・

出水後の段丘
 
 
 

 
 

 
 

 
 
 目的であった宴会場(テント場)の下見では良い場所が見つかりました。 帰路はいつものバカ話をしながら薮をかき分けヒィヒィと登っていく。 単にバカ話といっても具体性に欠けるので、どんな話かといえば・・・
 「どうせ下って登るんなら、最初からプラスマイナスで平坦なら楽でいいのにナ〜」
 「それなら山でも渓でもないじゃないか」
 「そうか、そうだな・・・」
万事がこんな調子で知的レベルは低い。
 
寸又渓輔さんの山遊伝 最高のロケーションへ
 
 
個人記録
【採取】 【回収】
■アマゴ2
■チチタケ1
ペットボトル5
空缶2
  
  

 
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