| 予定時刻よりだいぶ遅れ、やっと憧れの平乃小屋に到着。 玄関は湖面に対しているという僕の勝手な思い込みで、湖側へと回り込むとそこは勝手口(?)。 壁際に沿ってもう少し歩いていくと途端に明るくなり、ガラス一枚を隔てて宴会真っ最中の皆さんと汗ダクで汚い姿での御対面。もう恥ずかしいやら嬉しいやら。 毎年の遅刻、それに宴会準備もしていないのに皆の歓迎を受け、申し訳ない限りである。 山にはよく行くけれど、有人山小屋にはまともに泊まったことがない僕。勝手が分からず右往左往オロオロしながらも玄関前でフルチンになって着替えて、小屋に上がり込んだ。 |
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佐伯さんと友達付き合いしている皆さんのおかげで、新参者の僕もすぐさま楽しい宴に加えさせていただきました。 僕らが小屋に到着するまえには岩魚の捌き方講座も行われたようで、その場に居れなかったのがとても残念でした。 しかし照れ臭そうに首筋を撫でながら話す佐伯さんの仕草はテレビ画面で見たまんまで、珍客の話、動物や岩魚の話、昔のやんちゃ話など、どれも公にはし難いほど貴重な面白い話でした。 そして僕がずっと抱いていた岩魚の生態や扱いについての疑問にも明快に答えてくれました。
酒宴も午前様になろうかというあたりから各々が三々五々眠りに入っていった。 |