2006.5
硬派を問う なべちゃん
まっちゃん
フカマッチャン
浅川
みっちゃん
 
 

正座しながらも狙うはビール
【硬派度+70】
こう‐は〔カウ‐〕【硬派】
自分たちの意見や主義を強く主張し押し通そうとする一派。強硬派。「―の意見に押される」(反)軟派。
 
女性と交際したり服装に気をつかったりすることを軟弱とみなして反発し、ことさらに腕力や男らしさを強調する態度。また、そのような青年や、一派。「―で鳴らす」(反)軟派。
 
新聞・雑誌などで、文芸や芸能関係の記事に対して、政治・経済・社会関係の記事。また、その記者。さらに、広く放送・出版などで、かたくまじめな内容や姿勢にいう。「―の雑誌」「―の出版社」(反)軟派。
※硬派を背負う男、フカマッチャンを高度計ならぬ“硬派計”で測定
硬派度0=Normal・・・(軟派)-100〜+100(硬派)
 
 
“全員が集合するまで飲んで待つ”
“最後にきた飲んでない人が運転”

そんな非情なまでの飲んだ者勝ちルールのなか、不運にも最後に来たのは、まっちゃん・フカマッチャン組であった。 それでも気のいい運転手まっちゃんは僕等に極旨ウニをご馳走してくれて前夜祭は盛り上がったのだが、その眼を盗んでフカマッチャンはビールをチビリチビリとやっていた。
 今晩のところは僕は見送りで、翌日のお昼から追っていって皆とテント場合流を目指す予定。だったのだが・・・
入渓@
 翌日、僕の仕事中に電話が鳴る。浅川であった。
内容は、折からの降雨で水が多くて入渓困難、無理して入ってもその後に沢に閉じ込められる可能性があり撤退、とのことだ。その電話は新たなる集合場所を指示して途切れた。温泉であった。
 
 

温泉でフテ寝 【硬派度-30】
撤退宴
 雨あってこその渓流なので、こういうのは仕方がない。 単独釣行での撤退ならば痛手であるが、釣り好きが5人も集まっているので恐いもの無しで心強い。軟弱と言いたい奴には言わせておけばいい。楽しむことが目的だ。我々の気持ちの切り替えは早かった。 ゆったりと山の温泉に浸かり、喉の乾きを堪えつつ麓のアジトへと逃げ込んだ。そしてやっぱりビールで乾杯! 突っ込もうと撤退しようと、やることは同じような気がするナ〜。
 
明日の朝に備えて英気を養う

浅川のサッカー談義を子守唄に 【硬派度-50】
 
 
あめ‐おとこ〔‐をとこ〕【雨男】
その人が外出したり何かしようとしたりすると雨降りになるといわれる男性をひやかしていう語。
 

 

固いナットを怪力で回す
【硬派度+100】
入渓A
 皆がまだ寝静まる翌朝未明、外にでて空を見上げれば、星こそ輝いていなかったが降雨はなし。 運気到来、起死回生、上潮、時合じゃ〜。みんなを叩き起こし、車に乗り込み再度入渓を目指す。 しかーし、なべちゃんが車に乗りこめば小雨が降りだし、入渓地点に着いた途端に雨はドシャ降り変わった。それでもなべちゃんと僕が硬派にも強行入渓するつもりで車を降りて身支度をしていると、遂に雷鳴がとどろき豪雨となった。 ダメだ、やめよう。慌てて車内に逃げ戻り、二度目の沢をあとにした。
 ひとまずアジトへ戻ることを決め、来た道を戻っていくと、前をいくまっちゃんの車が傾いたまま止まった・・・パンクです。
 ドシャ降りの日曜早朝、山奥の荒れた林道でのパンク。弱り目に祟り目、さらに悪いことに、まっちゃん車はジャッキやレンチ類の工具を積んでいなかった。そして僕の車載の工具はサイズが合わず使いものにならない。 唯一の救いは2台でいた事だろうか。僕らは麓の集落を目指して降りていき、まだ閉まっているガソリンスタンドをまえに色々と電話して情報収集をしたものの、結局はいつもお世話になっている民宿ふるさとに駆け込んだ。 一番茶の製茶作業でお疲れのところを起こしてしまい申し訳ないながらも、ありがたく工具をお借りしました。
 
 
 どういう訳かタイヤ交換を終える頃にはすっかり雨は止んでいましたが、気力はすっかり萎えて腹ペコ状態。 ひとまずアジトへと舞い戻り、そしてやっぱり昼宴会。
入渓B
 一服してのお昼過ぎ、僕等はようやく再起動し始めました。3度目の入渓チャレンジです。 昨日今日と2度の撤退でずいぶんと下流域へと追いやられてしまいましたが、天気はずっと良くなり雲間から青空が覗いています。 さあ、久しぶりに行ってみましょうか、渓流釣りを始めたばかりの頃によく通った懐かしのあの支流、あの秘渓へ。
 小さい沢なので2組に分かれての入渓。浅川の案内でいくまっちゃん・フカマッチャン組と老獪(ろうかい)な釣技のなべちゃん・みっちゃん組で晩の生ビールを賭けて数釣り勝負です。

一番茶繁忙期の入渓点
※ろう‐かい【老獪】[名・形動]いろいろ経験を積んでいて、悪賢いこと。また、そのさま。
 
 

 

竿に体重を預けて持ち堪え、相手の出方を窺う
まるで本流大物師のようだ

 

トンネルを抜けると、そこは桃源郷でした
(釣場荒れの懸念から、ここでの釣果は
公開を差し控えさせていただきます)

 

買ったばかりの沢靴、ZONEスーパープロ
これで道路を駆けずりまわっては竿を伸ばす
気前のイイなべちゃん
さぁ、晩には勝利の美酒ですよ♪

生ビールを賭けた釣り賭博に興じる
 
ミックス
 本屋さんで登山関係誌をめくったら、今は“ミックス”なんだそうです。 “ミックス”って何だ?・・・って少し読んでみたら岩と雪と氷のミックスなんだそうだ。 ん?フツーじゃん。むしろどれか一種類だけってほうが不自然だ。 だがその文字が一瞬目を惹いたのは確かである。んじゃあ。
 “ミックス渓流” 沢と水路と道路のミックス。 どう、こんなの。流行らんか。
 

指先サイズのアマゴちゃんが入れ掛かり
 

木化け、石化け、ガードレール化け・・・
 
 小さい頃、道路や橋から覗きみて「いるいる」って喜んで竿を伸ばした・・・あぁ、これって原点かも知れないナ。
 
 
下山後はシンヤと寸又一家が合流して、またまた宴会

寡黙な硬派が饒舌に 【硬派度-70】
 
 あれだけ飲んで喰った翌朝、東京・埼玉へと戻らなくてはならないなべちゃん・まっちゃん・フカマッチャンの3名は老舗店でラーメンをすすり、大井川港で生シラスを買って丼にして食べ、さらに鰻丼をも堪能していった。【硬派度+80】
どうやら今回は栄養過多の遠征釣行となったようだね。
うん、それも良し!
 
 

 
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