2006.10.22
北海道チョイ釣り遠征 みっちゃん
 
 
 家族旅行で北海道へ行くことになったが、当然の如く僕は禁漁期の無い北海道であるのだし、恒例の早朝チョイ釣りを画策する訳だ。 北海道旅行は四度目であるが、釣りをしようというのは今回が初めてである。 幸い北海道にはキンゾーさんという頼もしいネット釣友がいて事前の情報収集から何かとお世話になっていました。
 当日、キンゾーさんの住む街から僕が宿泊している宿まで軽く170km以上、
 
車で2時間はゆうにかかる距離を未明早朝から遥々迎えに来てくれます。
 僕は待ち合わせ時間まえにはホテルの自動ドアを押し開けて抜け出し、昨日乗ってきたレンタカーのなかに潜伏して待つこと数分、きましたきましたキンゾーさんの車両が。暗闇に潜むこの車のまえを素通りしてホテルの正面にドッカと停車し、なにやら携帯電話を取り出しているようです。僕は車を降りて忍者の如く素早く背後から忍び寄り、暗がりからスッと運転席のガラスに顔を近づけました・・・
 

 
 インターネット上では稀にみる高飛車キャラクターで名を馳せているキンゾーさん。 以前、巨大魚を取り込みながら写真撮影しつつ、同時にいちいち世話を焼いたギャラリーをも一喝するという鈴木宗男も真っ青の離れ業を成し遂げた人物でもあるのだ。 一方僕はというと、ネット上でモテない金ないキャラを演じ(←重要)、各掲示板で毒を吐き散らしているばかり。  こんなことから実際に会うとなると、幼い頃から怒られ慣れた僕でもチョット臆する気持ちもありました。
 ・・・そんなキンゾーさんが僕と会っての第一声が車のドア越しの「やっぱり思っていた通りの人だ」で、実に冷静沈着な言葉でした。 喜んでいいのか悲しんで良いのか心中複雑な一言でしたが、笑顔での言葉だったので恐らくは褒めてくれてはいるのでしょう。
 

 
 道内で指名手配されているのかページ上からはその画像が削除されてしまったキンゾーさんの警備車両のハンドルにはツマミノブが付いていて、フォークリフトでも運転するかように片手でハンドル操作していた。 どちらかの腕にでも障害があるのだろうか? 立ち寄ったガソリンスタンドで降り、何気なく車体に障害者マークを探してみたが見付からなかった。 なおも走る車内で話しながら観察していると、どうも片手ずつ両方の手を交互に使い、空いた手先は尻の下に挟んでいる。寒冷地ならではの運転方法だろうか、物臭なだけなのだろうか。  インターネットで知り合った釣友に初めて会うとき毎回にいえる事であるが、会うまえには多くの質問や話題を持ってきてはいるのだが、実際に会って話しだすとそのうちの幾らも話さない。 正確に言うと、趣味を同じくしネット交流のある者同士なので、馴染みの旧友と話すかのように、とりとめもなくその場で感じた事や思い浮かんだ事を話し、自己紹介とか経歴のようなものはさほど話題にならない。話の間が沈黙に感じない心地よい空間。 それでイイのだ。
それがまたイイのである。
 

 

街に近い川辺でもある茸
 餌釣りとルアー釣りの両方の道具を持ってきたのですが、こちらに来て釣餌を入手できずにいたので、今回は不慣れなルアー釣りをすることにした。 普段は餌釣りばかりでほとんどルアー釣りの事を知らない僕ですが、ルアー釣りのスペシャリストであるキンゾーさんと同じ土俵で勝負と考えると、まさに金子賢の心境です。(金子賢=30歳をまえに俳優から格闘家に転身、全敗中) だから今日は横綱に胸を借り、稽古をつけてもらうつもりで竿を振ることにしました。
 
 車を停めた道からちょっとしたブッシュを下り、釣竿を伸ばし、慣れない手つきでリールを付け、適当なルアーを結んで仕度する。
 しかしまぁ目線を上げれば川端近くには何かの工場の屋根が見え、遠くからはブヒーッという豚の声が聞こえいくるし、いざ流れに立ち込めば、足元を大根の葉っぱが流れてくる・・・果たして本当に居るんだろか。
 

 
 何度かルアーを飛ばしてみましたが、枝には引っ掛かるし、巻いてくればクルクルと回転してしまって、とても泳いでいるように見えないしで、どうにもこうにも要領を得ない僕。 見兼ねたキンゾーさんが奥の手ルアーを結んでくれ、ポイントまでも教えて頂き、まるでバカ殿をもてなす接待釣りのようだがこれに甘えることにした。
 
 川の両岸には背丈ほどの葦がよく茂っていて、そのなかを掻き分け出入りしながら川を釣り下っていく。一人が釣る間にもう一人が移動していく交互の釣り。 そんななか遂にキンゾーさんにヒット! 僕はついつい何時ものように大声で騒いで駆け寄りそうになりましたが、これを堪えました。 急いで葦を掻き分けていき流れへと降りてみると、キンゾーさんのルアーをがっちりとくわえ込んでいたのはブッチリと大きな白斑のあるアメマスでした。
いるいる、居るんだぁ〜、やっぱり北海道だ。
がぜんヤル気が出てきました。
 
 なおも蛇行する小川を釣り下っていくと、
「いい直線だ〜」とキンゾーさん。
廊下のように真っ直ぐに抜けた早い流れです。
この投げやすそうなポイントを僕に譲ってくれました。 遠慮なく下流へとポ〜ンと投げ込み、少しルアーを流してからクルクルッと2〜3回転巻いたかどうか、、、グルンッ!としたアタリに思わず合わせましたが、流れが速いので根掛かりかゴミ掛かりかも知れません。もう一度アワセてみると、きましたね〜ライズです♪ もうそこからはガキのように嬉々として取り込みました。 型は小さいですが、それでも本州でいう塩焼きサイズよりも大きな虹鱒だった。
 
 北海道でのこの初釣果は、ルアーでの虹鱒初釣果でもありました。
ひとり1尾ずつ釣ったところで納竿。 宿まで送ってもらって朝食をともにした。
 かなり他力本願だったけど、イイね♪朝のチョイ釣りは。遠征釣りといっても家族旅行のついで、朝一で満足したあとの一日がまた長いんだよね。

 
 

 

 
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