2006.916-17
秋の気配のなか 寸又渓輔さん
浅川
みっちゃん
 
 
 漁期最終月、今年はこれでで最後だろうかという今回の渓流釣行。 毎度の同行メンバーには出発時間を僕の仕事の都合に合わせてもらい申し訳ない。 そしてまた今日も沈みゆく太陽との追いかけっこ遡行で源流を目指す。
 僕等はロボコップならぬキノコップとなり(寒ッ)“きのこ探査センサー全開”、見付けあう視線のレーザービーム(GO)で山肌を舐めるように探査しながら杣道をいくが、まだ少しばかり時季が早かったようで食用茸を多くは発見できなかった。 

京都議定書?なんじゃそりゃ
今夜も燃やすゾ!
 

 近頃発売の初亀やら志太泉のひやおろし、ビールだっていつもよりちょっと高価やヤツを飲んだりして、も〜気分がいい。ほろ酔い気分が睡魔を誘い、日頃の沢では8時台に寝てしまうエイトマンこと寸又さんよりも早く僕は寝入っていた。
 久しぶりの慣れたテント場に日没ギリギリで到着し幕営準備する。宴会準備ならばチームワーク良く支度できるのだ。
 寸又さんが採りたてのチチタケ等を加えた炒め物なんかを手際よく作ってくれ、これをツマミにして地酒のひやおろしを味わう。 しかし時季のものはイイね♪ ついでに言えば涼しくなったこの季節、脂肪の鎧を身にまとったメタボリックな俺等には丁度良い気候。快適、快適。 山に入って普段よりも贅沢な食事をしてしまうのが常である。

メタボリック・ナイト・フィーバー
 
 

朝飯
 天気予報から心配をしていたが、雨音を聞くことなく爽快な朝を迎えた。狭い渓間から見上げる限りは、そうすぐには降ってきそうにない薄ら青い空模様である。 たぶん普段の心掛けが良いせいだろう、そんな風に子供の頃の運動会で校長先生が言っていたっけ。
 ハムエッグに味噌汁を炊きたて飯でカッ喰らい、ブリリッと排泄すれば絶好調。今日も引き続き源流を目指し遡行していく。 
  例年よりも今年、特に今月は特に釣欲が湧かず“ボーズでなければ上等”という軟弱釣人になっていたが、それでも1匹釣って明日の敬老の日には婆さんに食わしてやろうか・・・というささやかな野望もあるのだ。 通りがけに好ポイントを見つけては竿を振るマネ、取り込むフリをしてのエアーギターならぬエアーフィッシングをしながらふざけ合い、皆で期待感を煽って歩いていく。
 

フル装備と空身、過酷な上下関係(涙)

ヤマトイワナ
 
 自称・テンカラの鬼の僕、テンカラ竿での振り始めはその名の通り鬼の形相だが、空を切るばかりの毛鉤に次第に泣きっ面に変わっていくのであった。
 「なんだ釣れないじゃないか!」
 「餌釣りにしたらどうだ」
 という浅川の言葉に、
 「俺が餌竿を振ればこの沢を潰してしまうから」
と高飛車に答えたものの、結局はボーズから逃れるために餌竿に仕掛けを結ぶのであった。
 
 餌釣りに替えて一投目、みんなに譲ってもらった好ポイントであっさり尺岩魚を釣り上げた。
 「ほらね、どんなもんじゃーい!」
“お調子者”は静岡弁で『おだっくい』と云う・・・
 

 浅川が大岩のうえから掛けた本日一番の大物。抜きが得意の浅川だが、さすがに上げられず、僕が素早く飛び込みタモ入れした。
よって僕の釣果といっても良いでしょう。

乾坤一擲! 寸又さんの毛鉤にきた尺一寸
 

寸又さん、今年も毎回のゴミ拾いとヤマトリリースでした
 
 

降りそそぐ緑のシャワー

イェ〜イ♪ バンザーイ!

源流そうめん
 
来年は2泊で来ようゼ!
鬼が笑うか? テンカラの鬼も笑っておくれ
 
 

 
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