2005.5.3-4
3年目でやっと
晴れた
自慢の悦楽釣行 オオシオさん
川虫くん
バカなが隊


 
 今年もやってきましたゴールデンウイーク。
静岡県内の河川沿い、新緑に包まれた茶農家では新茶の刈り取りや製茶作業で毎日が大忙しです。
 そんななか今年もまた大勢豪勢な大宴会と、オオシオさんの岩魚寿司を頂くのを楽しみに、源流を目指して車を走らせるのであった。
 


特攻野郎 Bチーム

 年に一度か二度、渓流で釣った魚を寿司にしてもらって喰うこの釣行はすっかり僕等の自慢となっている。 今回は珍しく皆の都合がつき、久しぶりにバカなが隊4人揃っての渓泊釣行となった。 今季はまだ僕以外は初釣行で、いきなりのロングルートに不安の声もあるものの、そんなものは走る車内のバカ話で一笑に付すのであ〜る。 歩きもB級、釣技もB級、そうさ俺達ゃ特攻野郎Bチーム!

 
 幸運にも天気に恵まれて心地よい釣りとなった。山肌の新緑も微風も、僕達に微笑みかけてくれているようで優しい。
 せめて岩魚寿司に使う分のイワナだけでも確保できればと、テント場を後にして竿を振って歩く。結果として今晩の宴に充分なだけの釣果があり、残雪とともに担ぎ、それ以上の釣獲は流れに返す。
 独りで日帰りの釣りで来ると、とてつもなく長く遠く感じるこの釣場であるが、こうして仲間と泊りでくれば歩き飽きることはない。
 
 
 

 
ゲリ兄弟

 野外において僕の料理の下処理は大雑把である。
 例えば、少しくらいの砂が付いていても気にしない、毒じゃないからだ。魚だったら、細かい所まではエラや背わたを取り除かないし、食道を残してあることもある。嫌な所は食わなきゃイイからだ。
 しかしそんな僕のやり方を見かねてか、川虫くんが口を開いた。
 「砂をちゃんと洗ってよ!」 「腹、壊しちゃうよ」
僕が言い返す。
 「毒じゃないんだから砂は悪くない、腹が悪いんだ」
そんな無茶苦茶な理論に同じ慢性下痢仲間のシンヤが噛み付いた。
 「オマエに下痢や痔の苦しみが分るか!」
・・・・ ゲリ兄弟の結束は固い。

 
豪華酒宴

 今回の宴会は各々が用意してきた食材や料理がかなり重複した。新ジヤガやソーセージにラーメン、スパゲッティに至っては3人が用意してきていた。 大人数でのキャンプでは皆が気を使い食料過多になりがちなので、事前におおよその食料計画が必要だ。
 前日からの仕事と運転で随分と眠く疲れている筈のオオシオさんであるが、飲んで腰が重くなる僕達を前にして出てくるわ出てくるわ、手品のように一手間、二手間かけたプロの味が次々と現れる。 僕が好きなオコゲの餡かけをはじめ、中華煎餅、チキンナゲット、スパゲッティなどなど・・・、それなのに酔ってド素人料理論をああでもない、こうでもないと展開する身の程知らずの僕ら。本当にデキる人は寡黙に黙々と仕事をこなすものである。
 〆た岩魚は塩焼き,岩魚汁,骨煎餅,なめろう,そして岩魚ちらし寿司にしてもらい、ビール・新酒・カクテル焼酎を飲みながら極めて美味しく頂きました。クゥ〜ッ♪

 

 
 


優勝者の責務!?

 川虫くんが着ているのは昨年の釣り大会、UFCの優勝賞品のサイン入りシャツである。 胸のサインは最後の職漁師と言われているアノ佐伯名人の直筆。 ただし惜しいかな、ここは滅多に人に遭わない南アルプスの渓である。例え誰かに遭ったとしても佐伯名人を知る人は稀であろう。
 川虫くん! その胸のサインが薄れるまえに、北アルプスの縦走に行くことを勧めるよ。人が多い立山あたりが良いかな。 そして土産話を聞かせておくれ。

UFC


【渓流 どむろく】
 活性生原酒 (株)遠藤酒造場・長野県
 ラベルにある名前で衝動買いした酒。
 晩に開封して飲んだときには、その甘口は不評であった。 半分残して一夜明け、再度飲んでみると発酵が進み発泡し酸味を増していて、その変化が面白かった。 味は悪くないので、この蔵の他の種類の酒を飲んでみたくなった。


無残

 このホームページには何ヶ所か広告が貼ってあり、まるで子供部屋にあるシールだらけのタンスのようだ。 しかし広告からはイトミミズの涙ほどのわずかな広告収入があって、その2年分を見越して共同装備としてテント(4〜5人用)を購入したのはわずか2日前のことだった。 もちろん今回がピカピカ新品の初使用となる。
 
 釣行2日目も天気良く、皆がテント場辺りでのんびりと思い思いに過ごした。 朝から飲み二度寝する者、料理して食う者、朝飯のあと釣りに行く者。 僕は朝から飲み食いした後、タープの下でうたた寝していると突然の叫び声に目を覚ました。眼を開くと青空にテントが舞っていた。
 「そうかぁ〜、もう子供の日だもんな〜」
 「テントも鯉のぼりみたいに・・・ん?」

夢か現実か、、、判断能力が回復するまえにテントは激流にのって、アッという間にクルクルと流れていってしまった。そしてその後を追いかける吉田。
 大変、大変、大変、変態だー。じゃなかった大変だー!
慌てて沢靴を履いて、僕も走る。
 沢筋の曲がったところで吉田と釣竿を持ったオオシオさんの姿を発見。そしてその足元の流れには見るも無残に潰れたテント・・・。 サンダル履きのまま慌ててテントを追って走った吉田の身体は幸い無事で、下流で毛鉤を振っていたオオシオさんは危うくテントを釣りそうになったそうだ。
 どうやらテントに寝ていた吉田が起きて扉を全開にしたまま外に出たので、固定の甘いテントは風を受けて一気に飛んでいったようである。
 以前、山で女性グループがテントを片付ける際に広げてバサバサとやっていて、突風とともにテントを飛ばされるのを見たことがある。 僕はテントを畳むときには、次に広げる時のことを考慮して、扉と窓は閉じて仕舞うようにしている。が、いつでも油断ってことがある。意外とこういう失敗はあるものなのだ。

 

朝酒を煽りつつテンカラ
 

日焼けのチャンピオンベルト
 
 
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