2003釣行記

SNOW TREK
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 2003.3.9.  寸又渓輔 浅川 みっちゃん(私)  

世帯主はつらいよ
 朝は朝まづめ釣りで午後は家庭サービスの“満点パパ・プラン”を実行すべくカミさん孝行の三人の釣師は「普段はご苦労さん、休日の朝くらいはゆっくりとしてくれ」 「明日の昼頃には戻る」 と言い残し、晩飯のあと家を出発した。 折しも、まとまった降雨があり好条件下での日曜朝の入渓予定である。 その為、増水も早いが濁りがとれるのも早いという特徴のある支流に向かった。  漆黒の闇の林道を車で走っていくと目標である車停めを目前にして積雪が酷くなり足止めを喰らってしまった。 先週、このひと尾根越えたすぐ隣の渓では全く積雪を見なかったのに、今週は一転して眼前に一面の雪原が広がっていた。 私達は明朝の歩きでのアプローチを決め、この雪原上で一夜を明かすことにした。となけば早速、飲むか! 

性懲りもなく漁協の放流とは無縁の沢へ
あとはもう定番の“酒&焚火”。話しながら湿った薪をいじりつつ、結局はAM2:00まで寒空の下でビールと酒を飲んでいた。 そしてテントと車内でそれぞれ眠りについたのであった。
 翌朝、あまりの寒さと尿意、そして花粉症の鼻詰まりのせいもあり、明るくなる頃にはキッチリと目覚めた。 寝不足か二日酔いか頭も体も重くモソモソと身支度して歩き始めた。
 ほどなくして林道から杣道に分け入っていくが、凍結した雪斜面やカチカチの凍土は滑り易くって気が抜けない。細かい歩幅で踵のキックステップを効かせて降りていくが、磨り減ったフェルト靴底の浅川はよく滑っている。
 それでも途中で雪はなくなり、どうにかこうにか川床に降り立った。 寸又さんが川虫採り、浅川が飯を食っているスキにまずは今季まだ無釣果の私が竿を伸ばした。

今年の初物もやっぱりチビアマゴ
ここですぐに綺麗なチビアマゴが釣れ、まずは記念すべき今季初物を手にした。 実は密かに初物のために小物でも掛かるような小さな針を使っていたのだ。この針を大きい針に付け替えていると寸又さんに声を掛けられた。 「大物にでも針を取られたんッスか?」 私は照れ臭くなり 「いや、そこで根掛かりしてな」と言ってその場を誤魔化した。  竿を振って行くと例年通りアタリはあるが餌を突付く程度の小物のみ。盛期に釣れる良型が何処にいるのか不思議な程である。あと3〜4ヶ月でこのチビアマゴ達が10cm以上も成長するものだろうか?と思いを巡らしつつ楽しくチビアマゴ達と戯れる毎春通りの釣りとなった。 我々は9時半には竿を納めて、午後の家庭サービスの任務を果たすべく帰路についた。 終
  
 
寸又渓輔さんの釣行記
 
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