たまたま?初釣行

 2002年3月3日 浅川・私  

 
 この日、私と浅川は日頃の運動不足を解消するべく南アルプス方面へ雪上歩きに行った。日曜早朝の2時に家を出発して・・・。
 車は南アルプスへとどんどん近付いていくが、いっこうに積雪がない。
ここ数日は特に暖かいため、例年のこの時期に比べかなり雪解けが早いようだ。
 今回は雪上歩きアイテムとして、山スキー板・ストック・ワカン(かんじき)・ストック等を車に積んできたのに少々拍子抜けである。結局、私達は雪らしい雪をを見ることなく、まだ暗いうちに目的地に到着し、夜が明けるまで車中で仮眠をとることにした。
 明け方でも例年のような厳しい冷え込みはなく、本年の初野糞にはもってこいの好条件のなかゆっくりと明るくなっていく風景を眺めながら朝一番の踏ん張りをやらかした。 私事ではあるが昨年の秋には “渓流野糞会”に入会させて頂いたので、紳士的野糞を心掛けなければなるまい。尻を拭いた紙を糞上で焼却し、全てを穴に埋めた。
 そんなこんなで空が薄明るくなるなか私達の眼前には川の流れる風景が現れ始めた。 そして “たまたま?” 車に積んであったバカなが(胴長靴)に履き替え、“ついでに?” たまたま積んであった竿を持ち本流河原を歩きだした。
 
 実は昨秋、ここの上流部にあるダムが湖水を全て抜いたらしいのだ...という事は、ダム湖にいた魚も水と一緒にダム下へ流れ出たのでは?...と安直に想像したのであった。
 しかし今日は解禁3日後の日曜日である。そうそうウマくいく筈はない。
流れのブッツケの淵へと振り込む立ち位置にはすでに無数の新鮮な足跡があった。むろん魚信は全くなし。
 「やっぱりダメか〜」
 「まぁ、“ついで”の釣りだから・・・」
早朝から諦めムードのなか、
 「しかしそれにしても、これじゃあ運動にもならんな。」
 「どうせ釣れないのなら、」 と痩せた流れのN沢へと入った。
 
 ここでようやく浅川がボーズ逃れのチビアマゴを釣ったが、その後は全く魚信もなし。それでも凍った滝や雪の造形美のある渓流風景は静岡県で生まれ育った私達の眼にはとても新鮮であった。傾斜のある支流を歩き、なんとなく運動をした気になり
 「もう上がろっか」
と竿を仕舞い沢を下り本流に戻ると、下流から2人組の釣人が釣り上がって来たがやはり私達同様、釣れていないようであった。 結果、今回も例年通りのシブい貧釣果の初釣りとなってしまった。
 
 帰りにはJR島田駅近くのお好み焼き店 『さくらい』 にて私はミックスモダン焼、浅川はさくらい焼大盛を美味しく頂いた。
 しかしこの後、車で店を出てすぐに車体が傾き、ハンドルが重くなる。
貧釣果に続き、これまた毎春恒例のパンクであった...。 トホホ
 

     
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